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ベースを弾き終ったら、シールドケーブルは巻いて収納するよ。
シールドを巻く時は何も気にせず、順巻きを繰り返す巻き方(同じ方向に巻き続ける巻き方)でも片付けはできる。だけど次に使うときにほどくと、絡まったりよじれたりしやすいんだ。
あと同じ方向に巻き続けると、シールドに負荷がかかって断線しやすい。寿命が縮むなんてこともよく言われてるよ。
そこでシールドを巻くときは「8の字巻き」という巻き方をしよう。
※ちなみにベースのシールドだけでなくギターやキーボード、ボーカルマイクのシールドも巻き方は同じだよ。
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よじれ・絡まり・断線を防ぐ、 8の字巻きのやり方
8の字巻きをするには、「順巻き」と「逆巻き」を順番に繰り返すとできるよ。順巻き→逆巻き→順巻き→逆巻き→順巻き→逆巻き→・・・って、シールドが巻き終わるまで繰り返す。
8の字巻きで巻いたシールドをずらすと、こんな感じになるよ。順巻きと逆巻きで、シールドの重なり方が違うよね。
この状態で引っ張ると、2つの巻き方のねじれがお互いに打ち消し合うんだ。だからスルスルーって簡単にほどけるよ。
じゃあこの8の字巻きをするには、どうやればいいの?
手順を確認しながら、あなたも一緒にやってみよう。
順巻き
まずは順巻きから。
最初に、シールドを両手で掴むよ。
このとき、巻きやすいようにねじれをなくしておきたい。なのでシールドの片端を両手で持って、右手だけをスススーっと動かそう。このとき、右手はシールドから放さずに動かすよ。
右手と左手の距離が開いたら、また右手の出番。
指パッチンをするみたいに、親指をひねるんだ。それと同時に、右手ごと左手に近づけるよ。(これが順巻き)
すると、自然と輪っかができるんだけど・・・できたかな?無理に輪っかを作るんじゃなくて、自然とできる感じだよ。
輪っかができたら、この輪っかを左手で掴もう。
これで順巻きはOK。
逆巻き
次は逆巻き。
右手と左手が近い位置にあると思うので、巻く前に距離を取ろう。
最初にやったのと同じで、右手はシールドを掴んだままスススッと動かすよ。これでねじれも取れるので。
そしたら今度は、指パッチンとは逆向きに右手の親指をひねるよ。そして同時に、右手を左手に近づける。(これが逆巻き)
するとまた、輪っかが自然とできるはず。なのでこの輪っかを、左手で掴もう。
これでも逆巻きもOK。
この順巻きと逆巻きの作業を、シールドが巻き終わるまで繰り返そう。
8の字巻きは慣れるまでは難しいと思うので、練習の意味も込めて最後まで巻いてみてね。
[st-mybox title=”巻き終わった後でぐちゃぐちゃになっちゃうときは?” fontawesome=”fa-question-circle” color=”#6ea8cc” bordercolor=”#B3E5FC” bgcolor=”#E1F5FE” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
シールドを巻き終わった後は、マジックテープで留めるとぐちゃぐちゃになりにくいよ。
もし気になったら試してみてね。
シールド専用のやつ(Noah’sarkのCable Keeper)もあるけど、違うのでもOK。
サックはコード全般に使えるマジックテープを使ってる。(専用のは値段が若干高いからw)
一瞬でほどける、8の字巻きのほどき方
本来なら、巻き終わった後にシールドを片付ける。だけど今回はついでに、シールドのほどき方も確認しておこっか。
シールドをほどくときは、シールドの両端を掴んで
他の部分は手から離すよ。パッと放しちゃって大丈夫。
これでシールドをほどくこともできたよ。
ギター・キーボード・ボーカルマイクのシールドも同じ巻き方でOK
このシールドの巻き方は、バンドマンにとっては基本中の基本。サックも大学の軽音部に入ってすぐ、先輩に教えてもらったよ。
ボーカルやコーラスのマイクで使うシールドも、ギター・ベース・キーボードで使うシールドも巻き方は同じ。だからドラムの人以外は、ほぼみんな知ってるんじゃないかな。
バンドをやると、バンドメンバーの片付けを手伝ったり、時には他のパートをやることもあると思う。だけどどのパートのシールドでも、この巻き方をすればOK。
慣れるまで巻くのは時間がかかるかもしれないけど、練習の度にやってると慣れて早くなるよ。
慣れれば、ほどきやすい分は時間の短縮になる。それにシールドも断線しにくいので、一石二鳥。なのであなたも、是非実践してみてね。
記事を読んでも上手く巻けない・・・って場合は、サックにメールで質問どうぞ。
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