太い音作りのコツはベースやアンプの音量と脱力にあり?違いを比較

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どうも、サック(@sackbass)です。

ベーシストなら誰でも、細い音よりも太い音が出せるようになりたいもの。

「でも太い音ってどうすれば出せるの?」サックはずっとそう思ってた。

この記事を見ている人の中には、「力強く弾けば、力強くて太い音が出るんじゃない?」って人もいるかと思う。だけどベーマガを見ていたら、それはどうやら違うらしいってことが分かったよ。

太い音作りのコツは、ベースやアンプのゲインやボリュームといった音量。それから、ピッキングの脱力がポイントになるらしい。

 
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力強く弾くのと脱力して弾くのどっちが太い音になるの?

ベースは力を抜いて弾けって説と、いやいや、力を入れて弾けって説がある。だけどどっちが正しいのかってよくわからないよね。

ベーマガではどっちのパターンの方が太い音になるのか、違いを比較して考えてたよ。

力任せに弾いた場合

まず下のグラフは、力任せにベースを弾いたときの音量と時間の関係を表したもの。

力任せに弾いたときの音量の変化

力任せに弾くと弾いた瞬間は音量がしっかり出ている。けれどその後、一気に音量が下がってるよね。

ゲイン・ボリュームは同じで脱力して弾いた場合

次のグラフは、アンプや楽器のセッティングはさっきと同じまま。でもタッチは軽くしてで弾いたときのもの。

軽いタッチで弾いたときの音量の変化

さっきの力強く弾いたグラフと比較すると、全体的に音量は小さいよね。

だけどここで注目してほしいのは、弾いてすぐ(音量が下がる前)と、ちょっと時間が経った後(音量が下がった後)の音量差。さっきより緩やかに減少してて、音量差が少ないのがわかると思う。

ゲイン・ボリュームを上げて脱力して弾いた場合

そこで弾き方は同じままで、アンプのゲインやボリュームを上げてみる。そうするとグラフはこんな感じになるんだ。

ボリューム上げて軽いタッチで弾いたときの音量の変化

これで、力任せに弾いた最初のグラフと、弾いた瞬間の音量は同じになった。しかも最初のグラフとは違って、音量がしっかり出た状態が長く続いてるよね。これこそが、太い音の正体なんだってさ。

つまり太い音を出すにはアンプや楽器のゲイン・ボリュームを上げて、ピッキング自体はソフトに弾けるようになればいいってこと!

左手は押さえているのにすぐに音が切れる!原因は力任せだから?

上のグラフを見てて思い出したことがある。

以前コピーした曲、ノリが良くて弾いてて楽しかった。だけどどーも上手く弾けない部分があったんだ。本当はジャーン!って音を数小節伸ばす。だけど1小節も伸ばせなくて、すぐにシーン・・・って切れちゃう。

「なんで音が切れるんだろう?」と思ってたけど、やっとわかった。楽しくなってつい体に力が入っちゃってたのかも。だからピッキングも力任せで、1番上のグラフみたいになっちゃってたんだろうな。

逆に、しっとりとしたバラードを弾くときは音を伸ばすことが多いけど、ノリが良い曲よりは長く伸ばせる。

バラードのときは自然と真ん中のグラフとか、1番下のグラフになってたんだろうなー。曲の雰囲気が手伝ってか、弾き方もしっとり・ソフトになりやすい気がするし。

実践したら音量バラバラだし抜けが悪くなって音がこもる!解決法は?

さっそく3つ目のグラフを目指して、アンプでボリュームを上げてソフトなタッチでベースを弾いてみた。

だけどそう簡単に上手くはいかないね。

音量が大きくなったり小さくなったりしちゃう。それに、なんだか弾いてて気持ちよくない音になっちゃった。音がこもるっていうか、抜けが悪いっていうか・・・覇気がない。

ベーマガにも載ってたけど、やっぱり身に付けるにはちゃんとした練習が必要みたい。その練習方法は、次の記事で紹介してるよー。

今回参考にしたベーマガはこちら。

⇒BASS MAGAZINE (ベース マガジン) 2014年 04月号 [雑誌]

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