どうも、サック(@sackbass)です!
あなたは
「プレベに興味があるけど、ネックが太いのが気になる・・・」
と思っていませんか?
意外と知られてないけど、実はプレベの中にはネックが細いものもあるんだよ。
そこでこの記事では、手が小さいベース初心者のあなたでも弾きやすいプレベをご紹介!
結論だけ先にお伝えすると、今回紹介するプレベはこの4つね↓
目次
ネックが細いプレベのデメリット
ネックが細いプレベのデメリットとして、実は「プレベらしい音から離れてしまうかもしれない」というものがあるよ。
というのもプレベの音というのは、太いネックもあってこその音という説があるから。
なので「プレベらしい音がほしい!」という場合は、もしかしたら求めている音と少し違うかもしれないということは念頭に置いておいてね。
ただしこの説は、人によって感じ方はそれぞれ。
中には「いや、そんなに変わらなくね?」と感じる人もいると思う。
なので1番いいのは楽器屋さんで試奏させてもらって、実際にあなたの耳で比較すること。
それで「音の違いがわからない」とか「あまり気にならない」ってことなら細いネックでいいし。
もし気になるのなら、通常の太いネックを選ぶのがおすすめ。
ネックが細いプレベの判断基準は、ナット幅が38mmかどうか
ネックの細さを確認するには、ナット幅をチェックするよ。
言葉の意味を確認しておくと・・・
ナットっていうのはネックとヘッドの境目近くにある、長細いパーツのこと。
そしてナット幅っていうのはその名のとおり、ナットの幅のことね。
- 一般的なジャズベのネックは、ナット幅が約38㎜
- 一般的なプレベのネックは、ナット幅が約42㎜
となっているのだけど、あなたにおすすめするのはナット幅が約38㎜のプレベ!(ジャズベと同じネックを採用したプレベ)
※海外製品だとミリ表記でなくインチ表記なので、ナット幅1.50″(インチ)です。ただジャズベネックのプレベは手が小さい日本ならではなのか、海外製品では見かけないけどね。
なお、ナット幅40mmというプレベもあるけど、今回は紹介しません。
というのもサックが実際に弾いてみたところ、ナット幅40mmだと結構弾きにくく感じたから。
たった2mmの違いでも、体感的な違いは大きかった。
慣れもあるし「挑戦してみようかな!」ということならナット幅40mmも全然アリだけどね。
ただ「無難になるべく弾きやすいものがいい!」ってことならナット幅38mmがおすすめ。
ナット幅の確認方法
また、ベースを購入するときにはたいていスペック表を確認できるもの。
ナット幅もスペック表に書いてあるので、購入前にチェックすべし。
例えば通販なら、こんな感じで箇条書きにされてるよ↓
引用元:PLAYTECH ( プレイテック ) >PB450 SUNBURST エレキベース 送料無料 | サウンドハウス
ただしベースやお店によってはナット幅が書いてないので、そのときは店員さんに質問しよう。
さて、ここから先はいよいよナット幅38mm(ジャズベと同じ細さ)のプレベをご紹介するよ。
初心者の間だけ使う相棒がほしいなら
【おすすめ】Bacchus / BPB-1R
引用元:Amazon | Bacchus BPB-1R (BLK) | エレキベース | 楽器
[st-mybox title=”主なスペック” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
- ボディ:ポプラ
- ネック:メイプル
- 指板:ローズウッド
- ナット幅:38mm(イケベ楽器店様にお問い合わせ済み)
- スケール:34インチ(ロングスケール)
- ピックアップ:オリジナルPタイプx1
- コントロール:1ヴォリューム、1トーン
- 付属品ケース:ソフトケース
- カラー:ブラック、レッド、ホワイト、ブルー、サンバースト
Bacchus(バッカス)といえば通なメーカーだけど、コスパが良いと評判。
「同じ値段出すなら、他のメーカーよりもしっかりした楽器が買える」とも言われているよ。
そんなBacchusが出している初心者向けのプレベ・Bacchus BPB-1Rは、弾きやすさを考えられたナット幅38mm。
ボディ材にはベースのボディ材としては珍しいポプラ材を使っていて、コスト削減の形跡は見られる。
けれど「初心者の間だけ使う用に」と割り切って使うなら、問題ないと思うよ。
サックもBacchusは以前使っていたけど、作りそのものは丁寧でよかったしね。
⇒初心者におすすめと評判!初めて買ったバッカスのベースレビュー
値段が高いベースを比べると劣るものの、低価格帯の中ではイチオシ!
PLAYTECH / PB450
引用元:PLAYTECH ( プレイテック ) >PB450 SUNBURST エレキベース 送料無料 | サウンドハウス
[st-mybox title=”主なスペック” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
- ボディ:ホワイトウッド
- ネック:メイプル
- 指板:ローズウッド
- ナット幅:38mm
- スケール:34インチ(ロングスケール)
- ピックアップ: スプリットタイプピックアップx1
- コントロール:1ヴォリューム、1トーン
- 付属ケース:なし
- カラー:15色(⇒カラー一覧はこちら
)
サウンドハウスのオリジナルブランド・PLAYTECH(プレイテック)のPB450
ネックが細いプレベの中では、このPLAYTECH PB450が1番安い。
ただしその反面、
- 作りが雑なことがある(パーツ同士がきっちりくっついてない、ネジが曲がってるなど)
- ネックが反りやすいことがある
- 個体差が激しい(PB450同士でも、当たりハズレが激しい)
といったデメリットが目立つ。
また、ボディに使っているホワイトウッドもベースに使うのは珍しいもの。
このあたりはBacchus BPB-1Rと同じく、コスト削減の形跡が見えるね。
総じていうと、PLAYTECH PB450は
「予算が少ないけど、とにかくベースがほしい!」
とか
「もしハズレを弾いても、自分で判断してショップに相談したり直したりできる!」
という人向け。
なお、音を確認したいなら下記動画を参考にどうぞ。(音出しは36秒くらいから)
アンプの設定などで音は変わるので、「確認しないよりは確認した方がいい」ってくらいだけどね。
PLAYTECH PB450の詳細を見るならこちら↓
中級者になっても使う相棒がほしいなら
【おすすめ】Fender / HAMA OKAMOTO Precision Bass #4(ナンバーフォー)
引用元:FENDER ( フェンダー ) >#4 Hama Okamoto Precision Bass Olympic White 送料無料 | サウンドハウス
[st-mybox title=”主なスペック” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
- ボディ:バスウッド
- ネック:メイプル
- 指板:ローズウッド
- ナット幅:38.1mm
- スケール:34インチ(ロングスケール)
- ピックアップ: Vintage-Style Split Single-Coil Precision Bassx1
- コントロール:1ヴォリューム、1トーン
- 付属ケース:ギグケース
- カラー:3カラーサンバースト、オリンピックホワイト(⇒カラー一覧はこちら
)
続いてOKAMOTO’S ハマ・オカモトさんのシグネイチャーモデル・Fender HAMA OKAMOTO Precision Bass #4。
メーカーのFender(フェンダー)はベース業界で1番の有名どころ。
ルックスが渋いね~。
持ってるだけで熟練ベーシストみたいに見えそう。
ハマオカモトの機材がモデルのフェンダープレシジョンベースの4つの特徴でも詳しくお伝えしているとおり、このHAMA OKAMOTO Precision Bass #4には特徴が4つある。
中でも1番の特徴はボディ材にバスウッドを使っていることだとサックは思う。
この後紹介するTOMOMI PRECISION BASSではアルダーを使っているのだけど、バスウッドはかつてアルダーの代わりとして使われることもあった安価な素材。
その分、他3つのこだわった特徴の割に、お手頃価格になっているともいえる。
ただし注意点として、一概に「バスウッド=アルダーに劣る」ってわけではないよ?
アルダーは「中域に優れた、粘りのある枯れたサウンド」みたいによく表現される一方、バスウッドは「フラットなサウンド」。
「このフラットな音が魅力!」という感覚の人もいるからね。好みの問題。
また、このFender HAMA OKAMOTO Precision Bass #4はバスウッドであるにも関わらず、「本当はアルダーなんじゃないかと思った」とも評価されている。
音については、こちらの動画も参考にどうぞ↓
まぁ音の好みは結構分かれそうだけど、「中級者になっても使い続けるベースがほしい!」ってことなら、価格を考慮すると1番おすすめ!
詳細は別記事でも↓
ハマオカモトの機材がモデル!フェンダープレシジョンベース“#4”の4つの特徴
FENDER(Made in Japan) / TOMOMI PRECISION BASS
[st-mybox title=”主なスペック” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
- ボディ:アルダー
- ネック:メイプル
- 指板:ローズウッド
- ナット幅:1.496インチ(38mm)
- スケール:34インチ(ロングスケール)
- ピックアップ: American Vintage 63x1
- コントロール:1ヴォリューム、1トーン
- 付属ケース:ギグケース
- カラー:ナチュラル
最後にSCANDALのベーシスト・TOMOMIさんのシグネイチャーモデルFENDER TOMOMI PRECISION BASS。
メーカーのFender(フェンダー)はベース業界で1番の有名どころ。
ボディ材に使われているアルダーは、ベースのボディ材の王道。
アルダーボディはよく「中域に優れた、粘りのある枯れたサウンド」のように表現される。
個人的には「味のある音」「腰のある音」だとも思うよ。
ただしお値段はするので、予算にだいぶ余裕がある人向け。
予算を気にしないならサック自身も、スペック的には1番ほしい。笑
終わりに
以上、ジャズベと同じネックを使った、手が小さい初心者さんでも弾きやすいプレベ4本でした!
ネックは太めでも慣れれば弾けるけれど、慣れるまでが大変。
それにある程度慣れてからも、難しい曲を弾くときは苦労することがある。
なのでよかったらこの記事で紹介したプレベを、あなたの相棒候補に入れてみてね。
あなたがお気に入りの1本に出会えることを祈っています。
ではでは、サック(@sackbass)でした!
この記事で紹介したベースまとめ
初心者の間だけ使う相棒がほしいなら、イチオシはBacchusのBPB-1R。
「なるべく安いものがほしい!」ってことなら、PLAYTECHのPB450もあるよ。
中級者になっても使い続ける相棒がほしいなら、イチオシはFenderのHAMA OKAMOTO Precision Bass #4(ナンバーフォー)。
「予算に余裕がだいぶある!」ってことなら、FENDERのTOMOMI PRECISION BASSもあるよ。
スペック的には4本の中で1番おすすめ。(ただ、初心者さんが1本目に手にするにはだいぶ値段が高いとは思う)