ギター/ベース用チューナーの使い方は?ベースのチューニング方法~実践編~

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ギターモードやベースモードに設定できるチューナーを使って、ベースをチューニングする方法をまとめたよ。

今回はレギュラーチューニング、つまり1番一般的なチューニングをしてみよう。

今回サックが使ってるチューナーは、KORG(コルグ)のGA-1。だけどベースモードにできるチューナーなら、他のチューナーでも使い方はほとんど同じだと思う。なので参考にしてみてねー。

ベースとチューナーの接続が終わってない人は、先にこちらをチェック↓

⇒カード型チューナーの準備

 
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チューナーとベースの設定

まずはチューナーの電源を入れる。

GA-1では、赤いボタンが電源ボタンだよ。

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で、チューナーの設定を少し変えるよ。

最初はギターモードやクロマチックモードになってると思う。なのでベースモードに変更しよう。

GA-1では「G/B」ってボタンを1回押せばおーけー。(初回のみ)

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GUITAR(ギター)って書かれてたところが、BASS(ベース)に変わった。ちゃんとベースモードになったね。

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あなたのチューナーがカード型なら、ここでベースのボリュームを上げておこう。(クリップチューナーの場合は、ボリュームを上げる必要はないよ。)

ボリュームの上げ方はベースにもよるけど、ジャズベ(ジャズベース)ならネック寄りの2つのつまみで調整できる。つまみを時計回り(右回り)にひねって、「これ以上右に回らない」って状態にしよう。

ちなみに、どっちかのつまみをいじれば、両方ともやらなくても大丈夫。

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ベースの種類によっては、どれがボリュームのつまみかわからないってこともあると思う。そんなときは、とりあえず全部を時計回りにひねっておこう。

チューニングのやり方の基本(調整方法や音程ついて)

ここからはいよいよ、チューニングの作業に入る。

チューニングするときは、ベースのそれぞれの弦が開放弦(左手は何も押さえない状態)で決まった音程になるように、弦の張り具合を調整していく。

弦の張り具合は、ペグを回すことで調整できる。締めると音程が上がって、緩めると音程が下がるよ。

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今回やるレギュラーチューニングでは、1弦の開放弦をG、2弦の開放弦をD、3弦をA、4弦をEに合わせていく。

音名は今すぐには覚えなくても大丈夫だけど、ちょっとずつ覚えていった方が後々役に立つよ。

4弦の開放弦を弾く

やり方を言葉で言われてもよくわからないと思うので、とりあえず手を動かしてみよう。ベースをまだ構えてない人は、構えた方が作業がしやすいよ。

まずは4弦(1番太い弦)から始める。

左手は何も押さえないで、右手で4弦を弾こう。

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弾き方なんてわからんって思うかもしれない。だけどとりあえず音が出れば、弾き方は何でもおーけー。

ただし、2本の弦が同時に鳴ってると正しくチューナーが反応しない。そこだけは気をつけてね。

チューナーを見ながらペグを回す

次に、チューナーの画面をチェックしながらペグを回して、音程を調整していくよ。

音を出した直後は、まだチューナーに反映されていない。なので急がずに、一呼吸置いてからチェックしよう。

ここからは画面の表示別に解説していくけど、初めてチューニングするときは1度全部に目を通しておくことをおすすめするよ。

2回目以降の人は、こちらのリンクからどうぞ↓

画面に「4E」の文字が出て、しかも真ん中を示してる場合

画面に「4E」の文字が出て、しかも針などが真ん中にある。

そんなときはラッキー。今の状態が、ちょうど正しくチューニングされた状態だよ。

画面の表示が違う場合は、この画面を目指すことになる。

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画面に「4E」の文字が出て、しかも真ん中より左を示してる場合

真ん中より左を示してるとき、目的の音よりも低いことを表してる。

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そんなときはペグを締めて、音程を上げていくよ。

ペグを少し締めたら、4弦をまた弾いてチューナーの画面をチェック。これを繰り返して、針が真ん中に行くようにするんだ。

もし高くしすぎたら、次の項目を参考にしてね。

画面に「4E」の文字が出て、しかも真ん中より右を示してる場合

針が真ん中より右を示してるとき、目的の音よりも高いことを表してる。

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この場合はペグを緩めて音程を下げていく。・・・のだけど、注意点がある。

ペグを緩めながら音を合わせると、後からチューニングが狂いやすくなっちゃうんだ。

だからわざとペグを緩めて、目標の音よりも音程を下げてから

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ペグを締めて、目的の音程に合わせていくよ。

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このときに、また目的の音よりも高くしちゃうこともあると思う。そんなときはちょっと大変だけど、もう1回ペグを緩めてからやり直そう。

画面の表示が変わらないor「4E」以外の文字が出る場合は音源動画を参考に

音を出しても画面の表示が変わらないとか、4E以外の文字(3A、2D、1G、LB、HCなど)が出る。そんなときは、音程が大きくズレてる状態だよ。

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ベースモードでは、ある程度は自分の耳を使って音程を合わせないといけないんだってさー。

今回は正しい音程がわかりやすいように、音源動画を用意した。これと同じような音程になるようにペグを回していこう。

4弦、3弦、2弦、1弦の順番で弾いてるよ。

まずは自分のベースの4弦の音と動画のベースの4弦の音を聞き比べよう。そして、あなたのベースの音程が高いのか、それとも低いのかを確認するんだ。

音程の高い・低いが分からない場合は、声に出してみるとわかりやすいよ。サックもよくやってる。

動画の4弦のところを再生して、音程を声に出して真似する

ベースを弾いて、音程を声に出して真似する

記憶を頼りに、動画の音程とベースの音程を声に出して連続して真似する。

って感じで。全く同じ音程だと低すぎて声が出ないと思うので、1オクターブとか2オクターブとか上げておーけー。

で、あなたのベースの音の方が低かったら、ペグを締めよう。逆に高い場合は、ペグを緩めて音程を下げてね。

ある程度音程が合ってきたかなーって思ったら、もう一度4弦を弾いてからチューナーの画面を再チェックしてみよう。

⇒チューナーの表示別の対処法はこちらから。

3弦、2弦、1弦も、4弦のチューニングの仕方と同じように

4弦のチューニングが終わったら、3弦、2弦、1弦と、他の弦もチューニングしていこう。

他の弦でも、チューニングの仕方は4弦のときと同じ。さっき紹介したやり方で4弦って書いてあった部分を3弦や2弦、1弦。4Eは3Aや2D、1Gだと思ってやってみてね。

⇒やり方を見直すならこちらから。

チューニングがズレてないか、最終確認

全部の弦をチューニングしたら、本当に合ってるのかを確認していくよ。他の弦をチューニングしてるうちに、ちょっとズレてることがあるからね。

もしズレていたら、もう一度チューニングし直してあげよう。

まとめ

ここまでできたら、チューニングは完了だよ!お疲れさまー。

一度に全部を覚えるのは難しいと思うので、チューニングする度に見直しながら実践してみてね。

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