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どうも、サック(@sackbass)です。
ベースの練習に必要って言われてるアンプ。ベースの音量を大きくしてくれるんだよね。
でもそんなアンプについて、あなたはこんな疑問を持ってない?
- バンド練習ならともかく、自宅練習用にもアンプって必要なの?
- スタジオやライブでアンプから音を出せればいいんじゃない?
- 生音でも、音は出るでしょ?
サックの経験や、友達の様子を見てると、アンプなしだと上手くならないときがやってくると思う。
今回はアンプなしだと一体どうなってしまうのか、本当に必要なものなのかってことをお話するよー。
※「アンプ」って名称の機材以外でも、音を出すための機材はたくさんある。ヘッドフォンアンプとかスピーカーとか、最近だとスマホのアプリとかね。ここでは「アンプとは、音を大きくしてくれる機材全般」って考えてお話するよ。
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ミスをしても気付かない
サックは普段、アンプを使って練習してる。
だけどたまーに、アンプを使わない・・・というか、使えないときがある。
例えば、ライブの日。他のバンドがリハーサルしてる間は、アンプなしでベースを練習してるよ。ライブハウスにアンプは持っていけないからね。それから、サークルの合宿に行ったときも。自分の寝る部屋で練習してるときは、生音で練習してたよ。
それ以外のときは家のアンプ使うか、スタジオのアンプを使ってる。
で、アンプを使わないでベースを弾く度に感じることがあるんだ。
アンプを使わないでも、音は聞こえるっちゃー聞こえる。静かな環境で耳を澄ませば、ね。個人差はあると思うけど、曲に合わせてると、サックの場合は自分がどんな音程を弾いてるのか聞こえない。
あなたはカラオケによく行く?マイクの音量が小さかったり、バックミュージックの音量が大きい状態で歌ったことがことがある人ならわかると思う。自分の声がしっかり聞こえないと、音程が合ってるのか間違ってるのかもわからないよね。
ベースでも同じ。自分の弾いてる音がよく聞こえないと、音程外したりミスしてもわからない。
アンプを使う感覚に慣れない
しかもアンプを使ってないとき、演奏がくっそ下手。あまり聞こえないけど、指の感覚でもそれはわかる。
弦を弾いてる右手の力加減はバラバラ。動揺して、リズムもガタガタ。そんで音程を決める左手のミスまで増える。
いつもは自分の音を聞いて、右手の力加減が上手くできてるかって無意識にチェックしてるのかも。
不慣れな環境だと、思ったような演奏ができないと思ったよ。
スタジオやライブではアンプを使う
今言ってた話は、サックがアンプを使って弾くことに慣れてるせいかもしれない。普段からアンプを使わないでいれば、慣れてアンプなしでもいつも通り弾けるんじゃないか。そういう考えもなくはないよね。
だけどアンプなしに慣れたって、スタジオやライブではどうせアンプを使う。だから慣れるなら、アンプを使ってる状態になれた方がいい。
細かい音の確認ができない
それにアンプなしだと、細かい音の違いに気付けないしね。こっちの方が重要かも。
サックの友達にね、昔からピアノとかバイオリンをやってて、音楽センス抜群の子がいたんだ。その子の演奏はすごいスマート。リズムに安定感があるし、音程も外さない。
でもその友達は、アンプを持ってなかった。
そのせいで、気になることがいくつかあった。例えば、余計な音をミュートできてないから雑音が聞こえる、とかね。
ベースは基本的に単音で弾くもの。
だけどその子が弾くベースは、あるべきでない音まで聞こえた。その子は単音で弾いたつもりなのに。
どういうことかって?
ベースは押さえ方が甘いと、不協和音が鳴っちゃうんだ。
特に初心者のうちは、余計な音が出てないか。狙った音だけが聞こえてるかをチェックして、改善していくことが大事。
で、このチェックのときに必要になるのがアンプ。生音でも余計な音は、聞こえなくもない。だけど音量が小さいと、つい見逃しちゃうからね。
現実をしっかりとあなたの耳で聞き取るために、アンプは必要なんだ。
ちなみにその友達にアンプを使って練習するように言ったら、見事に改善された。だからアンプを使ったかどうかが、やっぱり重要だったんだと思う。
同じような理由で、
- 音が変なところで切れてないか
- 音量がバラけてないか
- フレットと弦がカチカチなる、フレットノイズがうるさくないか
などの確認にもアンプは必要になってくる。
音が変なところで切れてないかって話は、別の記事でもお話したよ。もっと詳しい話が知りたい人はチェックしてみてね。
⇒あなたは大丈夫?ベース初心者は音途切れる人多い!解決方法は?
弦を弾く力が強くなる
あとアンプなしでベースの音が聞こえにくいと、ついつい聞こえるように頑張っちゃう。で、弦を弾く力が強くなっちゃう危険性がある。
どこまで脱力するかは、好みの問題もある。だけど初心者は好みどころか、本当に力み過ぎって人もいるんだ。もうね、ベースの弦を親の敵のごとく力強く人もいるから。
肩に力が入ってると冷静さを失うのかな?理屈はわからないけど、思ったようなリズムでベースを弾けてない人も多い気がする。
あとそういう人は、水ぶくれができやすかったり、ベースらしい音が出せないって場合もある。
詳しくはこちらの記事で話してる。だけど難しいことも言ってるから、参考までにどうぞ。
⇒原因は皮膚の硬さだけじゃない!ベースの指弾きで水ぶくれできる理由
⇒ベースの太い音作りのために力強く弾けは嘘!?軽いタッチとの比較
ベースの楽しさを満喫できない
それから、最後は気分の問題。ベースの音がしっかり聞こえた方が楽しい!
サックが初心者のうちは、「今!いつも聞いてるベースの音と同じ音を出せた!やったー!!」っていちいち感動してたwアンプから音出した方が、いつも聞いてる音に近いから楽しいんじゃないかな。迫力もあるし。
「そんなことかよ!」って思ったかな?
でもベースの練習を楽しめるかどうかって、上達にもすごく影響する。楽しんでると、気付いたら練習たくさんしてるからね。
勉強してるのはつまらない。だけど遊んでると時間が経つの早い。で、「え?もうこんな時間なの?」って思ったこと、あなたはない?
あれと同じで、楽しんでるとすごく集中できるんだよね。
まとめ
ベースを自宅で練習するのにアンプが必要な理由、何となくわかったかな?
自宅練習用のアンプを買わないと上手くならない理由をまとめておくと、
- ミスをしても気付かない
- アンプを使う感覚に慣れない
- 細かい音の確認ができない
- ピッキングが強くなる
- ベースの楽しさを満喫できない
アンプはあって得することはあっても、損することはない。だから買った方がいいと思うよ。
選び方やおすすめのアンプを紹介してる記事はこちらにまとめてあるので、良かったらチェックしてみてね。