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どうも、サック(@sackbass)です。
よく読者さんに「サックさんって、どんな機材を使ってるんですか?」というご質問をいただくよ。
そこで今回はリクエストにお答えして、いつも使っているジャズベ・CoolZ ZJB-1Rを
※ヤフオクで落としたので確実な型番はわからないのだけど、金額や時期を考えると
サックの意見としては、CoolZ ZJB-1Rはこんな人におすすめのベース。
- 予算3万円くらいでコスパの高いジャズベがほしい
- ブランド名(メーカー名)にはこだわらない
- ベースは1本以上既に持っている
※今から買うと中古になるので、これから始める初心者さんにはあまりおすすめしません
目次
CoolZを販売してる島村楽器は評判が悪い・・・
CoolZのベースを使ってるって言うと、中には驚く人もいる。
あなたももしかしたら、びっくりしたかもしれないね。笑
たぶん原因は、CoolZが島村楽器さんのオリジナルブランド(自社製品)だから。
ぶっちゃけ島村楽器さんって、評判悪いんだよねぇ。
主に店員さんの対応が・・・。
サックも2店舗行ったことがあるけど、うち1店舗はあまりの押しの強さに衝撃を受けたw
じゃあなんで島村楽器さんのCoolZを使ってるのかって?
CoolZ ZJB-1Rを購入した理由
ポップスに合うサブベースを探していた
きっかけは当時使ってたベース・G&LのL-2000 Premiumと、コピーしてた音楽にある。
サックはポップスをコピーすることがちょくちょくあるんだけど、G&L L-2000 Premiumの音だとイメージと合わなかったんだ。
アッシュボディの影響か硬い音質だし、ピックアップの影響かパワフルすぎる。
だからメインベースに使うのは、それまでどおりG&L L-2000 Premium。
そして時々使うサブベースとして、ポップスのイメージに合うような
- 落ち着いている
- 暖かみのある
といった音色のベースを探すことにした。
その他の3つの条件
他の条件はこんな感じ。
- パッシブのジャズベ
- 中古OKで3万、頑張っても4万円くらいまで
- できれば品質はそれなりのもの
①は、アクティブよりパッシブの方が暖かみがある音っていう印象だから。
あとジャズベはオールマイティに合うから。
②は当時、バイトしてない学生でお財布事情が厳しかったから。笑
③はやっぱり、予算が少ない中でも質が良い物の方が嬉しいじゃん?w
あくまでできればだけど、コスパは大事。
購入を考えた2つの候補
候補1:Fender Japan(フェンダージャパン)
候補の1つは、
※現・FenderのMADE IN JAPANシリーズ
みんな使ってるのが何となく嫌だったけど、食わず嫌いみたいなのは良くないだろう。
そう思って、とりあえず楽器屋さんで試奏させてもらった。
たしか弾いたのはFender Japan JB62。
Fender Japan JB62シリーズにはアルダーボディのタイプとバスウッドボディのタイプがあるけど、バスウッドボディの方ね。
出典元:サウンドハウス
感想はね、「よく聞く普通の音」。
それがある意味いいところでもあるのかもしれない。
コピーバンドをやっている身としては。
だけど愛着は持てなそうだなーって思った。
候補2:CoolZ(クールジー) ZJB-1R
そして2つ目の候補が、CoolZ ZJB-1R。
引用元: CoolZ カタログ 2013年1月〜
定価はそこそこの値段がするのに、中古コーナーに置いてあるのは安い。
そんなことがきっかけで気になったんだ。
ただ、島村楽器さんのブランドっていうのは正直、不安だった。
だからネットで評判を調べてみることに。
結果、「CoolZのベース自体はいい」って評価してる人が多かった。
しかも実際に作ってるのは、ギター・ベースの製造で評価の高いフジゲン。
さらにフジゲンの技術、CFS(サークルフレッティングシステム)も採用されてる。
そこでとりあえず試奏して、実際の音を聞いてみることにしたよ。
1音目を弾いた瞬間、Fender Japan JB62との違いを感じた。
Fender Japan JB62ではボヤけてた音の輪郭。
それがCoolZ ZJB-1Rでは輪郭のボヤけてた部分だけなくなって、すっきりしている感じがしたんだ。
(CoolZ ZJB-1Rを弾いて初めて、フェンダージャパンがボヤけてたことに気付いたw)
Fender Japan JB62と同じく、癖があるわけじゃない。
けれど両者は似ているようで、どこが違う。
そんな些細な違いに、ちょっとした感動を覚えた。笑
あとFender Japan JB62はバスウッドボディ、CoolZ ZJB-1Rはアルダーボディだからか、CoolZ ZJB-1Rの方が豊かにも聞こえた。
(Fender Japan JB62はバスウッドボディだからフラットな音な分、平坦に聞こえやすいかも)
最終的に、中古のCoolZ ZJB-1Rをヤフオクで落札した
結局、中古のCoolZ ZJB-1Rを狙うことに。
ただ、ほしい色(サンバースト)が楽器屋さんではなかなか出回らなかった。
なのでヤフオクで落としたよ。
機種は確実ではないんだけど、値段と時期的におそらくCoolZ ZJB-1R。
試奏させてもらったやつね。
CoolZ ZJB-1Rを7年間使った評価(レビュー)
実際に届いたCoolZ ZJB-1Rがこちら↓
※ストラップは元々持っていたものです(LEVY’S MS12)
- ボディ:アルダー
- ネック:ハードメープル1P
- フィンガーボード:ローズウッド
- フレット:C.F.S 20F
- スケール:864mm(ロングスケール)
- ペグ:GOTOH FB-3/N
- ナット:牛骨
- フロントピックアップ:JBD-1
- リアピックアップ:JBD-2
- コントロール:2ボリューム、1トーン
- ブリッジ:JB700/CR
- アクセサリー:ギグケース
[st-mybox title=”価格” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
- 定価:69,000円(税込み)
- 落札価格:23,100円
ここからは実際に使っていて感じたことをお伝えします!
音
アルダーボディなので、音の立ち上がりはアッシュボディに比べて遅め。
※アルダーボディのベースすべてが遅いわけじゃないけど、よく弾きこまれてるビンテージでもないと遅い傾向らしい
けれど音色自体は、期待通りの音だった。
落ち着いていて暖かみのある、甘い音。
「そうそう!こういう音がほしかったんだよ!」
って演奏しながら思わずニヤニヤしたこと数知れず。笑
特に弦に
G&L L-2000 Premiumみたいな癖があるベースと違って、癖がない分ポップスだけでなく色々な音楽に使いやすいとも思ってる。
ルックス(見た目)
「CoolZ」というネーミングがダサいので、ぶっちゃけヘッドのロゴは微妙に感じる。笑
けれどそれ以外のルックスは、個人的に好き!
サックは元々、アニメ「けいおん!」がきっかけの1つでベースを始めた人だからねー。
このサンバーストのジャズべは、みおちゃんのベースを思い起こさせて好み。
ベースに限らず、茶色は好きだしね。
ヘッドやネック裏も艶感のあるコーティングで、高級感があって好き。
弾きやすさ
ジャズべなので、ネックが細くて弾きやすい。
ただネックが反りやすくて、頻繁にメンテナンスしないとすぐ弾きにくくなるけどね・・・。
※他の人の評判を見てると言及してる人がいなかったので、個体差かもしれない。楽器屋さんを通さずに中古を買ったので、仕方ないかなと思ってる
音作りのしやすさ
素の音に癖がない分、エフェクターの効果も素直に出してくれてる気がする。
本体のトーンも普通に利くし、問題ない。
丈夫さ
ネックは反りやすいものの、他の点は壊れやすいみたいなのがない。
7年間使ってるけど、一度も修理に出したことはないです。
Bacchus BJB-300(初めて買った初心者向けベース)では電気回りが故障したけど、その点も問題なし。
総評(まとめ)
・ブランド名がダサい
・ネックが弱い
この2つがデメリットではあるんだけど、3万円前後で買えたことを考えるとかなりの高コスパ!
実は大学時代、金欠に悩んだ挙げ句にG&L L-2000 PremiumとCoolZ ZJB-1Rのどちらかを売ることになったんだけど、このCoolZ ZJB-1Rを手元に残すことにしました。
1本だけ持つなら癖の強いベースより柔軟に対応できるベースの方が、色々なアーティストのコピーをするサックには向いてるからね。
そしてその後6年経った今でも、このCoolZ ZJB-1Rの1本だけを使っています。
(CoolZ ZJB-1Rを買ってからは7年間使ってる)
ただ惜しいのは、ヤフオクで個人間取引をするのでなくて、楽器屋さんで買えば良かったとは思う。
中古でも状態のいい商品なら、こんなにネックの反りに悩まされなかったかもだから・・・。
まぁ当時はサンバーストが楽器屋さんに出回ってなかったし、どうしてもサンバーストがよかったから仕方ないんだけどね。笑
ということで、CoolZ ZJB-1Rを7年間使った
もし興味があったら、あなたのベース選びの候補に入れてみてね。
ではでは、以上サック(@sackbass)がお送りしましたー。
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